
オリジナルブランド氷の特徴
一口で言いますと、氷の結晶の並び方が違います。
純水の氷は結晶が規則正しく配列されているため、透明度に優れ、美しく、且つ極めて堅く、低温でヒビ割れもなく正常に凍結できます。
水道水は、-12℃以下で正常に凍結させることは困難です。また純水の氷は熱の伝わり方が遅いので、氷内部の温度上昇が遅く、低温のままの氷でいる時間が長いと言う特徴を見せます。
氷の溶け方をみると、氷の表面が0℃になった部分から薄皮を剥ぐように表面から溶けると同時に、氷内部へも周囲の熱が伝わって温度が上昇してゆくので、溶ける速さは次第に速くなります。
しかし純水の氷は、
熱の伝わり方が遅いので内部の温度をあまり上昇させないで溶けるため、何時までも堅く、溶ける速さも一定に近くなります。言い換えれば、一般の氷は総体的に緩んでから溶け、純水の氷は堅いまま溶けます。
従って、表面だけみると、純水の氷は速く溶けるように見えますが、総体では持ちの良い、何時までも冷やす力が一定の氷です。
『キングアイス』『彩之氷』『ダイヤアイス』は
当社の自信作です
原料水の他、当社は原料氷の製造、洗浄、砕氷、選別、計量、包装等全て自動化し、衛生面でも万全を期しております。 いままでも、そしてもちろんこれからも、皆さまの信頼に応えるべく、安心・安全な製品をお届けいたします。 今後とも何卒、ご愛用のほどよろしく願い申し上げます。
キングアイス

彩之氷

ダイヤアイス

『キングアイス』『彩之氷』『ダイヤアイス』
は当社の自信作です
原料水の他、当社は原料氷の製造、洗浄、砕氷、選別、計量、包装等全て自動化し、衛生面でも万全を期しております。 いままでも、そしてもちろんこれからも、皆さまの信頼に応えるべく、安心・安全な製品をお届けいたします。 今後とも何卒、ご愛用のほどよろしく願い申し上げます。
原料水の純水について
より良い氷は良い原料水にあると考え、原料水には不純物を極限まで除去された純水を使用しております。
当社では日本で初めてイオン交換式純水装置を導入し、原料水として使用してまいりましたが、昨今の廃水汚濁の危険を考慮して、活性炭濾過装置・逆浸透膜(Reverse
Osmosis〈リバースオスモシス〉)濾過装置を設置致しました。この装置で濾過した水は不純物が殆どなく、缶詰の内部の洗浄などに使用される極めて贅沢な水です。
現在この方法によって濾過した水を原料にしている製氷工場は、極めて僅かしかありません。
逆浸透(Reverse Osmosis)の仕組み

フィルターは水分子一つと変わらない大きさ0.0001ミクロン「一千万分の一ミリ」。この大きさになると細菌や不純物は通る事が出来ません。水分子とあまり変わらない大きさであるイオン状態の重金属や塩素等は、浸透膜に水分子の層が出来る為イオンは入り込む事が出来ない為、不純物阻止率は最小値99.0%、平均値99.5%です。
蒸発残留物検査

蒸発残留物とは、水の中に浮遊したり溶解したりして含まれている物質を炭化した総量をmg/l で表したものです。残留物が多いと苦味、渋みなどを付けます。RO水の1mg 以下とは0 に等しい数値です。この検査結果から見ても、RO水は不純物が殆どなく安心・安全な水であると言うことができます。
世界で使用されているRO濾過装置

逆浸透膜(RO)システムはアメリカで海水から飲料水を確保する為に考案されたものです。スペースシャトルでのシャトル内の排水の再利用に使用されたり、原子力潜水艦や外洋航路の殆どの船舶の飲料水確保に使用されています。他には、食品工場などで洗浄などで使用される原水の質による味ブレを避ける為、使用されています。
◆当社のROろ過水と通常の活性炭ろ過水との比較
成分名 | 活性炭ろ過水 | RO水 |
---|---|---|
カルシウム(Ca) | 2.7ppm | 0.1ppm以下 |
リン(P) | 0.2ppm以下 | 0.2ppm以下 |
マグネシウム(Mg) | 1.7ppm | 0.01ppm以下 |
ナトリウム(Na) | 6.1ppm | 0.2ppm以下 |
カリウム(K) | 1.8ppm | 0.1ppm以下 |
銅(Cu) | 0.5ppm以下 | 0.5ppm以下 |
鉄(Fe) | 0.1ppm以下 | 0.1ppm以下 |
残留塩素 | 不検出 | 不検出 |
総硬度 | 14mg/L | 0mg/L |
pH値 | 6.6 | 6.2 |
依頼検査機関/厚生労働大臣登録検査機関社団法人埼玉県食品衛生協会検査センター
*1ppm は 100万分の1で0.0001%
余談ではありますが逆浸透膜ろ過水の純度をたとえて言えば、50mプールいっぱいの水に耳かき一杯ほどの物質が混ざっているようなものです。ちなみに水道水は同じプールに200㎏もの物質が入った状態と考えられますから、水道水と逆浸透膜ろ過水の純度の違いには雲泥の差があります。